今、日本人が渡る世間はストレスだらけです。会社では仕事に悩み、上司や部下、同僚との人間関係に悩み、家庭では夫婦や親子などの家族関係に悩んでいます。ストレスはやがて寝不足を引き起こし、キリキリした胃の痛みとなり、しまいには何もやる気が起きなくなってしまう…。こうしたストレスによる社員の心身の不調を未然に防ごうと2015年12月から施行の制度により会社での「ストレスチェック」が義務づけられました。また電通・過労自殺問題などをきっかけに「働き方改革」が急速に進んでいます。
若者たちも過剰なストレスに押しつぶされそうになっています。夏休みが終わって、学校に行きたくないという理由から9月は学生たちの自殺が特に多いというデータがあります。こうした事や9月10日の世界自殺予防デーに因んで、毎年9月10日~16日は「自殺予防週間」とされています。2017年版の自殺対策白書によると、日本の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)は19.5(2014年)で、人口と自殺者が把握できている約90カ国の比較ではワースト6位、日本の15~39歳では自殺が死因の1位となっています。日本は自殺大国、いじめ大国、ストレス大国なのです。
そんな社会を象徴するように、ネットやSNSでは「心の不調」を表すスラングがあふれています。「メンヘラ」「ヤンデレ」「コミュ障」「かまってちゃん」「喪女」など。
しかし匿名であったり、日常とは別の人格を装う事が出来るネットにさえ、ストレスの波は押し寄せ、“炎上”におびえ、“SNS疲れ”を訴える人も多くいます。
また、こういう言葉や報道が病の意識を生む面もあれば、差別や問題の軽視を招く面もあると考えられます。
芸能人や有名人だってストレスと無縁ではありません。華やかな生活を送っているかと思いきや、パパラッチや文春砲、一般人のカメラにおびえ、一方で今の人気がなくなってしまうことへの恐怖心を常に抱いています。
一体いつから日本はこのような生きづらい社会になってしまったのでしょうか?
各界の論客が、この「ストレス過剰社会」に真っ向から向き合い、激論を繰り広げます。
激論テーマ案)
Q:現在のストレス、人生最大のストレスは?
Q:とっておきのストレス解消法は?
Q:どこからが心の病なのか?
Q:ストレスがなければ幸せなのか?ストレスが役立つこともあるのでは?
Q:ネット社会はストレスを助長しているか?ストレス無用のネット活用術は?
Q:どうすればイライラしなくなる?あなたのアンガーマネジメント(怒り解消法)
Q:なぜ日本人はストレスに弱くなったのか?こんな事で国際競争に勝てるのか?
Q:ストレスに悩む友人にあなたらならどう声をかける?
今回も、パネリスト陣の激論からの気付きが、日本社会を変えるかもしれません!!
【出演者】
≪MC≫ 千原ジュニア
≪パネリスト≫
香山リカ(精神科医・立教大学現代心理学部教授)、熊田曜子(タレント)、
小池龍之介(月読寺住職)、GOMESS(ラッパー)、
鈴木涼美(作家・元セクシー女優)、徳井健太(お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」)、
はあちゅう(作家・ブロガー)、宮島賢也(精神科医)
≪進行≫ 島本真衣(テレビ朝日アナウンサー)
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